スポーツあれこれ by 星野恭子

パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」。「アギト」とはラテン語で「私は動く」という意味で、3本の曲線で、躍動するアスリートの姿などを表現している。赤・青・緑は世界の国旗で最も使われている3色から選ばれたという。(撮影:東京都庁にて)

57年ぶり2回目の東京パラリンピック。
新しい歴史のはじまり
<2021年7月まとめ>

※写真上:パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」。「アギト」とはラテン語で「私は動く」という意味で、3本の曲線で、躍動するアスリートの姿などを表現している。赤・青・緑は世界の国旗で最も使われている3色から選ばれたという。(撮影:東京都庁にて)

「私たちの旅はまだ続きます。逆境を乗り越え、自らの可能性を信じるパラリンピアンの躍動が始まります。私たち東京2020組織委員会は万全の準備でパラリンピックを迎えたいと思います」

8月8日、東京オリンピックの閉会式で、橋本聖子大会組織委員会会長が閉会のあいさつの中で語った言葉です。この後、東京パラリンピックの予告動画も流れました。

新たな歴史が刻まれました。オリンピックの閉会式で、パラリンピックについて触れられるのは初めてのことです。

東京2020大会は当初から、「オリパラ一体」をうたっていて、それぞれの開・閉会式を合わせ「全4部作として制作する」という企画もあったと聞いています。

その後、紆余曲折ありましたが、「オリンピックの閉会式で、パラリンピックに触れた」という「一歩」は、これからのパラリンピック・ムーブメントにも大きな後押しになると期待します。

東京パラリンピックは、8月24日の開会式から始まり、25日から9月5日までの12日間で、22競技539種目にわたって熱戦が繰り広げられます。ぜひ、応援ください!

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<2021年7月度>
■寄稿:
⇒【東京パラリンピック】開幕まで50日。東京パラリンピック日本選手団、史上最多の221選手が発表に(ノーボーダー/2021年7月5日付)

⇒【馬術】東京パラリンピックの馬術日本代表の4選手が意気込み!(ノーボーダー/2021年7月12日付)

⇒【ブラインドサッカー】ブラサカ日本代表、サッカー男女代表と初の同一ユニフォームで東京パラへ!(ノーボーダー/2021年7月19日付)

⇒【卓球】多彩なプレースタイルや戦略性に富んだ試合展開に注目! パラ卓球日本代表選手が会見(ノーボーダー/2021年7月26日付)


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■雑誌連載:
『手をつなぐ』
<みんなで応援しよう!東京2020パラリンピック>

P45「file.14 強さの秘密は、『できたことノート』」(全国手をつなぐ育成会連合会/2021年7月1日発行)


『月刊・石垣』<パラリンピックのチカラ>

P45「File.22 再び出会えた自分が輝ける場所。後方のゴール目指して、ただ全力で! ボート 市川友美選手」(日本商工会議所/2021年7月10日発行)
「パラリンピックのチカラ」

連載バックナンバー


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■ラジオ出演:
ニッポン放送:鈴木亮平Going-Up(ニッポン放送/2021年7月2日)


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■冊子寄稿:
多様だから楽しい。得意を生かして、支えあうコミュニティ(P6)(ひょうご人権ジャーナル/2021年7月1日)


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■講演:⇒『パラスポーツを楽しもう!~東京パラリンピックに向けて』
(新潟県十日町市立川西高等特別支援学校/2021年7月8日)

▼参考記事(毎日新聞7月13日付)

(kh)

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