スポーツあれこれ by 星野恭子

2022年に中国で開催された北京2022冬季大会のマスコットたち。左はオリンピックの「ビンドゥンドゥン」、右はパラリンピックの「シュエロンロン」

ミラノ・コルティナ2026パラリンピックへ
<2025年6月まとめ>

※写真上:2022年に中国で開催された北京2022冬季大会のマスコットたち。左はオリンピックの「ビンドゥンドゥン」、右はパラリンピックの「シュエロンロン」

来年3月にイタリアで開催される「ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季パラリンピック」開幕まで約7カ月となりました。大会は3月6日から15日までの10日間の日程で、6競技79種目が行われます。

日本代表選手には競技ごとに徐々に内定しています。3月には車いすカーリングの新種目、混合ダブルスで、小川亜希選手と中島洋治選手のペアが日本代表に内定しました。

そして、7月17日には日本障害者スキー連盟が今年の世界選手権や昨シーズンのワールドカップの成績をもとに、アルペンスキーとノルディックスキーで4選手ずつ、スノーボードで7選手の計15人を内定選手に選考したと発表しました。同連盟は今シーズンのワールドカップなどの成績をもとに今年12月以降に追加の選考を行う予定としており、もう少し増える可能性もあります。

また、パラアイスホッケーは出場権を得るための大会が今後、予定されています。まず、9 月 6 日から11日までカザフスタンで開催される世界選手権B プールに出場します。この大会には世界ランキング 9 位から14 位までの6カ国が参加し、総当たり戦で上位 3 カ国に入ると、ミラノ・コルティナ大会の最終予選大会への出場権が与えられます。そして、最終予選大会で 2 位以上になれば、本戦への出場権を獲得できます。すでに世界選手権に派遣される16人の日本代表も発表されています。ぜひ、応援ください!

(kh)

一覧

寄稿